紅茶にミルクを加えるとき、あなたはどちらを先に注いでいますか?実は「ミルクを先に入れる(ミルクファースト)」か「紅茶を先に注いでからミルクを加える(ミルク後入れ)」かという議論は、英国では100年以上続く「紅茶論争」の一つです。ただ、その前提としてまず押さえておきたいのがお湯の温度。ロンネフェルト・ティ・サロン・名古屋では、美味しい紅茶の第一条件として「100℃の沸騰したてのお湯」を使うことを推奨しています。
美味しいミルクティーはお湯から始まる
紅茶の美味しさは、茶葉の品質と同じくらいお湯の質に左右されます。ロンネフェルトが長年伝えてきた原則は明快です。
🫖 お湯の2大原則
- 注ぎたての水を使う——一度沸かした水の再沸騰はNG。空気が抜けて風味が落ちます
- 100℃・沸騰したてを使う——沸騰直後のお湯を、時間を置かずそのまま注ぐ
水道水や浄水器の水を新たにポットに入れ、沸騰したらすぐ茶葉に注ぐ。これだけで紅茶の味は格段に変わります。注ぎたての水には空気(酸素)がたっぷり含まれており、その酸素が茶葉の成分を効率よく引き出してくれます。「水が踊る(ジャンピング)」と呼ばれる現象がしっかり起きるのも、空気を含んだ熱湯だからこそです。
ミルクファースト(MIF)vs 後入れ、どちらが正解?
「MIF(Milk In First)」は、カップにミルクを先に注いでから熱い紅茶を注ぎ入れる方法です。英国王立化学会(Royal Society of Chemistry)も推奨するこの方式には、ミルクのタンパク質を均一に加熱できるというメリットがあります。一方、「ミルク後入れ」は濃さを目で見ながら調整できる手軽さが支持されています。
シーンで使い分けるのがベスト
- 風味を最大限に引き出したい場合 → ミルクファーストを試す価値あり
- 濃さを調整しながら飲みたい場合 → ミルク後入れが便利
- 薄手の高級磁器を使用している場合 → ミルクファーストで器を保護
ロンネフェルト流・基本のミルクティーレシピ
🍵 ミルクティーにおすすめのロンネフェルト茶葉
- アイリッシュモルト:麦芽香と深いコクが特長。ミルクとの相性は抜群でロンネフェルトを代表する逸品
- イングリッシュブレックファスト:しっかりとしたコクと渋み、朝の一杯に最適なブレンド
- アッサム:インド産の力強いフルボディ。ロイヤルミルクティーにも最適
- ティーポットとカップを温めておく(熱湯を入れて数秒置く)
- 注ぎたての水をポットに入れ、沸騰させる
- 100℃・沸騰直後のお湯を時間を置かずそのまま茶葉に注ぐ
- 茶葉は1杯あたり3g(ティースプーン山盛り1杯)を目安に、3〜4分しっかり蒸らす
- 温めた牛乳(全乳推奨)をお好みの量で加える
まとめ:正しいお湯で、本物のミルクティーを
ミルクファーストか後入れかという議論の前に、まず大切なのは「注ぎたての水を100℃で沸かし、すぐ使う」というシンプルな原則です。この一手間が、ミルクティーの香りとコクを別次元に引き上げます。
ロンネフェルト・ティ・サロン・名古屋では、厳選された茶葉と正しい淹れ方で、本格的なミルクティーをご提供しています。スタッフが茶葉の選び方や淹れ方を丁寧にご案内しますので、ぜひお気軽にご来店ください。